皆さんは次のような経験をしたことがありますか?
●あの人どうしてるかな?と思ったら電話やメールが来た
●メールを送ったら同じタイミングで相手からも来た
●誰かの噂をしたらその人が現れた
●カレーが食べたいなと思って帰ったら夕飯がカレーだった
●〜〜が欲しいなと思っていたら偶然人から貰った
などなど
このような出来事は単なる偶然として片づけられてしまうことも多いかもしれませんが、こういった意味のある偶然の一致のことを心理学では「シンクロニシティ―」(共時性)と呼びます。
もともとは心理学者カール・ユングが提唱した概念ですが、こういった現象はどうしても、ただの偶然とか、非科学的な現象とみなされがちです。
しかし、いろいろな場所でアンケートを実施してみると、6割近くの人がそのような経験があるとお答えになることが多いようです。
少ない時でも4割の人は経験があるとお答えになるので、これは単なる偶然と片づけるには少し無理があるように思います。
実はシンクロニシティ―に近い現象として心理学で有名なのは、ボディーシンクロニー(姿勢反響)という現象があります。
これは夫婦やカップルなど心理的な距離が近い人同士が一緒に会話をしていると、しぐさ等が無意識のうちに一致する現象を言います。
つまり、
自分の身体の動き と 相手の身体の動きが
シンクロ(同期)するのです。
恐らくこの現象に対して異論を唱える人はいないと思うのですが、先ほどのシンクロニシティ―の場合は、
自分の考え と 外界の出来事が
シンクロする ということです。
原理としては全く同じと考えても良さそうな気もしますね。
ちなみに、ある研究では夫婦の脳波を測定し、夫、または妻だけに特定の音を聞かせると、同じタイミングで相手の脳波も変化するという結果が出ています。
心理的に密接だと、人は無意識のうちに相手の状態を察しているようなのです。
さあ、皆さんはシンクロニシティ―についてどう思いますか。
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