恋愛・結婚EQ・感情知能とは?
恋愛や結婚生活には人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを上手に伝えたり、相手とコミュニケーションをとったりする力が必要ですが、EQとはemotional
quotientの略で「心の知能指数」とも言われ、自分や人の気持ちを理解したり、感情をコントロールしたり、より良い人間関係を作る力、などを意味します。(EIと表記されることもあります)
一方IQとは inteligence Qoutient の略で知能指数、いわゆる頭の良さなどを意味します。
日本では少し前まではIQが高いことが大変重視され、学校の勉強が出来れば、頭が良ければ、成功出来るとか、人生が安泰だとか、そんな考えが主流でした。
そのため多くの人は受験受験と必死になり、家庭では、お子さんが小さな時から、塾通いをさせるなどして、「勉強勉強」と頭を良くすることに一生懸命になって来ました。
しかし、そんな風に勉強勉強と言われ、頭を良くすることばかりに一生懸命になって来た世代の人たちが大人になり、ニートや引きこもりになってしまったり、恋愛が出来ない・結婚が出来ない・人と暮らせないという人が増え始めました。
机の上で問題は解けるけど、1人でやるゲームは得意だけど、頭はいいけど、勉強は出来るけど、人との関わり・異性とのかかわりがうまく出来ないのです。
理由はなぜか・・・
子供の頃から、受験や勉強、パソコン・スマフォ・ゲームで人と上手にかかわる訓練が充分になされていないのが一つと思われます。
受験や勉強は人と仲良くすることで良い結果を生むものではありません。
一人家にこもって、黙々とやることが必要です。
しかし、この一人で黙々とやる作業の中には、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを上手に伝えたりこういった能力は特別必要とされません。
人間は使う能力は発達しますが、使われない能力は発達しません。
恋愛や結婚生活の中では、確かに頭の良さも必要かもしれませんが、それ以上に、感情をコントロールしたり、相手の気持ちを理解したり、より良い人間関係を作る力、つまりEQが必要とされます。
EQ・感情知能を高めるためには、小さな時から多くの人と触れ合い、動物や植物に触れ、感情を動かす経験が大切です。
子供の頃から勉強、ゲームやパソコンばかりしている生活は望ましくありません。
頭は使えば良くなるように、心・感情・人と関わる力も使えば使うほど磨かれていくのです。
今からでもEQを高めることは充分出来ます。